Fire-King Jadeite Extra Heavy Cup

Fire-King

ファイヤーキング ジェダイ エキストラヘビーカップ

Fire-King(ファイヤーキング)の中でも、昔のアメリカらしい雰囲気を感じさせてくれる「レストランウェア」。その中のジェダイ・エキストラヘビー・カップ&ソーサー。
……といっても、今回手元にあるのはカップだけ。
ソーサーはありません。
最初は「ソーサーがないのは、ちょっと残念なのでは?」と思わなくもないのですが、実際に使ってみると、これがなかなかいい。むしろ普段使いなら、ソーサーなしのほうが気楽だったりします。

ソーサーがない。それが、ちょうどいい

カップ&ソーサーと聞くと、どうしても少しよそ行きの雰囲気があります。
カップをソーサーに乗せて、コーヒーを注いで……。
もちろん、それはそれで格好いい。
でも、家で毎朝コーヒーを飲むとなると話は別です。
カップを出して、コーヒーを淹れて、飲んで、洗う。

これくらいシンプルなほうが、個人的には好きです。
ソーサーがないことで、エキストラヘビーカップを完全に普段使いのコーヒーカップとして使える。
この気軽さが、意外と気に入っています。

もともとは「業務用」のカップが面白いのは、見た目のかわいらしさとは少し違って、もともとはレストランやダイナー、ホテルなどで使われていた業務用の食器だということ。
レストランウェアは、日常的にハードに使われることを想定したシリーズ。
その中でも「Extra Heavy」の名前どおり、分厚く、重量感のあるつくりです。

つまり、「大事に飾っておくカップ」
というより、「毎日ガシガシ使われるために生まれたカップ」という感じ。
そう考えると、ヴィンテージだからといって棚の中にしまっておくのも、ちょっと違う気がします。

エキストラヘビーカップは、容量が約210ml前後。
コーヒーを飲むには、なかなか使いやすいサイズです。
大きすぎないので、コーヒーを入れても「今日はコーヒーを飲むぞ!」という感じになりません。
……まあ、エキストラヘビーなので、カップそのものは十分「今日は本気だな」という存在感があります。

以前紹介したエキストラヘビーマグもそうですが、このシリーズはとにかく丈夫そう。
ただ、こちらはソーサーがないぶん、見た目も使い方も少し軽やかです。

Fire-Kingといえば、やっぱりこのジェダイカラー。
少しグリーンがかった、独特の淡い色合いです。
ミルクガラスならではの柔らかな雰囲気があって、普通のガラス製品とはまた違った存在感があります。

コーヒーを入れると、ジェダイの色と濃いコーヒーの色の組み合わせもなかなかいい。
何十年も前につくられたものなのに、今の暮らしに普通に馴染んでくれる。
このあたりが、Fire-Kingの面白いところだと思います。

ヴィンテージだから、少しくらいの傷も気にしない
もちろん、ヴィンテージなので新品のような完璧さはありません。
細かなスクラッチや、製造時からのムラなどが見られることもあります。
でも、個人的にはそこまで気になりません。

むしろ、「このカップ、何十年使われてきたんだろう」
と思えるところに、ヴィンテージの面白さがあります。
ピカピカの新品を買って、これから傷をつけないように使う。
それとは逆に、すでに時間を重ねてきたものを、さらに自分の生活の中で使っていく。

ソーサーがなくても、Fire-KingはFire-King

カップ&ソーサーとして完成されたものを、カップだけで使う。
最初は少し邪道なのかなと思いました。
でも、実際にはそんなことはありません。
コーヒーを飲むという目的なら、カップだけで十分。

むしろテーブルの上がすっきりして、気軽に使えます。
お客さんにコーヒーを出すならソーサー付き。
自分で飲むならカップだけ。
そんな使い分けもできそうです。

Fire-Kingを好きになった理由のひとつが、長く使えるところ。
流行っているから買うというより、「これ、何年使えるんだろう?」と思えるものに惹かれます。
1950年代のものが、今も普通にコーヒーを飲むための道具として使える。

■刻印:OVEN Fire-King WARE
■製造年代:1950年代
■希少価値:★★★★☆
■参考価格:¥9,000〜

そう考えると、なかなかすごいことです。
しかも、ソーサーなしなら気を使うことも少ない。
ヴィンテージだからといって特別扱いしすぎず、普通に使う。
それくらいが、自分にはちょうどいいのかもしれません。

もともとはカップ&ソーサーとして使われていたものですが、カップ単体でも十分楽しめるアイテム。
分厚くて丈夫。ジェダイの色もいい。
コーヒーを飲むにはちょうどいいサイズ。

そして、ソーサーがないから気軽。
エキストラヘビーなので、カップ自体は決して軽くありません。
それでも、毎日のコーヒー用として使っていると、

「やっぱり、こういう道具っていいな」と思います。

何十年も前のカップを、今の生活で普通に使う。
特別な日にだけ出すのではなく、いつものコーヒーに使う。
ソーサーはないけれど、使う楽しさはちゃんとある。
そんなところが、このカップの気に入っているところです。

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