旅の途中、千里浜を走り、能登へ

日々を楽しむ

富山・砺波で一泊した翌日。
焼肉を食べ、海王丸を眺め、きときと寿しまで食べて、いよいよ石川県へ向かいます。
今回の旅、最初はこんなに遠くまで来る予定ではなかったはず。

ところが、「せっかくここまで来たんだから」
が何度も登場します。

この言葉、旅を楽しくする魔法でもありますが、同時に走行距離を伸ばす魔法でもあります。
気がつけば、能登まで来ていました。

石川県に入って、まず向かったのは千里浜

普通なら、「砂浜に車で入ったらダメですよ」
と注意されそうなところを、ここでは堂々と走れる。

しかも今回はFIAT 500。

普段は海まで自転車で行くのに、今日は愛車で砂浜へ。
なんとも贅沢です。
海を眺めながら砂浜を走る。

ただそれだけなのに、妙に楽しい。

そして能登へ

千里浜を後にして、さらに能登方面へ。
和倉温泉でひとっ風呂浴びて、目指したのは見附島です。

昔の見附島とは変わった。でも、今も頑張っている
今回、能登を訪れて、どうしても見たかった場所のひとつが見附島でした。

以前の見附島は、海の中に大きくそびえ立つ、まさに「軍艦」のような姿。
でも、今回目の前にした見附島は、以前とは違っていました。

2024年の能登半島地震によって大きな影響を受け、長い年月をかけて自然がつくり上げてきた姿も変わってしまいました。

正直、少し寂しい。
「昔は、もっと大きかったんだよな」
そんなことを思いながら眺めました。
でも、不思議なことに、しばらく見ていると、「これはこれで、今の見附島なんだな」と思えてきます。

地震で形が変わっても、そこに海があり、島があり、そして人が訪れている。
周辺では復旧・復興への取り組みも続いています。

以前の姿に戻ることだけが「復興」ではないのかもしれません。
変わってしまったものを受け入れながら、少しずつ前へ進んでいく。

それは見附島も、能登で暮らす人たちも同じなのかもしれません。
昔の写真と比べれば、確かに変わった。

でも、「頑張ってるな、見附島。」
そんなふうに声をかけたくなるような気持ちになりました。

そして、見附島を眺めながら、熊本地震のことも思い出しました。
地震が起きる前は、そこにある景色も、家も、仕事も、いつもの生活も、明日も当たり前に続くと思っている。
自分自身も、そう思って暮らしています。

でも、今日と同じ日常が、明日も続くとは限らない。
能登に来て、そのことを改めて感じました。
だからこそ、今できることを楽しむ。
行きたい場所へ行く。
食べたいものを食べる。
好きな車で、好きな場所まで走る。
そして、また訪れたいと思った場所には、もう一度来る。

今回の旅で、そんなことを少し考えました。
見附島も、能登も、まだまだ復興の途中。
昔の姿とは変わってしまったけれど、それでも前を向いて頑張っている。

そんな能登を、また訪れてみたいと思います。

……さて、ちょっと真面目になりました。
でも旅の途中なので、このあと何を食べるかは、しっかり考えます。

そこだけは、いつも通りです。

<旅で立ち寄った場所>
千里浜なぎさドライブウェイ
石川県羽咋市千里浜町〜宝達志水町今浜

和倉温泉-総湯-
〒926-0175 石川県七尾市和倉町ワ6−2

見附島
〒927-1222石川県珠洲市宝立町鵜飼

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