下呂温泉でひとっ風呂浴び、高山のお気に入りの陶芸店にも立ち寄った。
ここまでは順調。
問題は、この先です。
今回の旅、実はそれほど細かい予定を立てていません。
「今日はこの辺まで行こう」くらい。
若い頃なら、観光地を何カ所も調べて、営業時間を確認して、駐車場まで調べて……。
今は違います。
疲れたら帰る。
これが基本です。
いや、今回は帰るどころか、さらに北へ向かっています。
どうやら「疲れたら泊まる」という新しい旅のスタイルになったようです。
今日の宿は、砺波
この日の宿に選んだのは、富山県砺波市のホテル。
ホテルパークイン砺波です。
決め手はもちろん、インターに近い。
これ、大事です。
観光地へのアクセス?
景色?
温泉?
もちろん大事。でも50代になると、それ以上に、「明日の朝、車に乗ってすぐ高速に乗れる」
これが非常に魅力的に感じます。
若い頃なら「海が見えるオーシャンビュー!」にテンションが上がったのに、
今は「インターまで5分!」で喜んでいる。
人間、歳を重ねると価値観が変わります。

夕食は……まさかの焼肉
ホテルにチェックインして、夕食へ。
富山といえば、海鮮。
白エビ、ホタルイカ、寿司……。
もちろん、それも魅力的。
ところが、この日の夕食は、焼肉。
「富山まで来て焼肉かい!」
というツッコミが聞こえてきそうです。
でも、旅先の焼肉って妙に食べたくなるんですよね。

結局、「せっかく富山に来たんだから美味しい魚を……」
と言っていた数時間後には、「カルビ追加で。」
人間の決意なんて、網の上で焼かれる肉には勝てません。
そして、しっかり食べる。
旅の疲れも吹き飛びます。

ちなみに〆は近くのラーメンをいただきました。
翌日は海王丸へ
翌日は富山の海へ。
そこで出会ったのが、帆船「海王丸」。
大きな船が青空の下に停泊していて、迫力があります。
しばらく眺めていると、なんだか気持ちもゆったり。

なぜか旅先の海は見たくなる。
ただ見るだけ。
50代には、このくらいがちょうどいい。
そして「きときと寿し」へ
旅の締めは、氷見の「きときと寿し」。
ここはさすがに富山らしく、寿司です。
大きな看板を見た瞬間、
「やっぱり富山に来たらこれだよね」となります。
昨日は焼肉。
今日は寿司。
旅の食生活としては、かなり自由です。
でも、こういう自由が旅の楽しさ。
「昨日、魚を食べなかった分、今日は食べる」
という、よく分からない帳尻合わせをしながら、しっかりいただきます。
そして思う。
やっぱり富山まで来てよかった。
……いや、正確には、
焼肉を食べるために富山まで来たわけではありません。
そこは一応、訂正しておきます。
旅は、だんだん適当になる
今回の旅を振り返ると、
温泉に入って、
陶器を見て、
焼肉を食べて、
ホテルに泊まって、
帆船を見て、
寿司を食べる。
こう書くと、ずいぶん楽しそうです。
実際、楽しい。
ただ、旅の計画はかなり適当です。
最初は、「ここに行こう」と考えていたはずなのに、
途中から、「ここまで来たなら、こっちも行ってみる?」となり、
最後には、「まあ、明日のことは明日考えよう」になります。
でも、それでいいのかもしれません。
50代になって、少しずつ分かってきました。

旅は、予定通りに進むことより、
予定外のところで楽しめるほうが面白い。
そして何より、
「疲れたら泊まればいい」
「腹が減ったら食べればいい」
「気になる店があったら寄ればいい」
このくらいのほうが、肩の力が抜けていて楽しい。
今回も、そんな旅の途中です。
そして問題は……
また食べ過ぎた。
まあ、それも旅の思い出ということで。
<旅で立ち寄った場所>
(卸)花島精肉店 砺波店
〒939-1364 富山県砺波市豊町2丁目15−17
まるたかや 砺波店
〒939-1363 富山県砺波市太郎丸3丁目86
みなとオアシス 海王丸パーク
〒934-0023 富山県射水市海王町8
ミラージュランド
〒937-0857 富山県魚津市三ケ1181−1


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