Fire-King BURGER KING Mug

Fire-King

ファイヤーキング バーガーキング マグ 歴史と見分ける3つのポイント
ファイヤーキングには、企業やショップなどのロゴが入った「アドマグ」と呼ばれるものがあります。その中でも、アメリカらしさを感じさせてくれるのが、今回紹介するバーガーキングのマグ。

おなじみのバーガーキングのロゴが入ったマグですが、実はこのマグ、ヴィンテージのファイヤーキングを集めている人にとっては、ちょっと気になる存在です。
というのも、バーガーキングマグには以前から「偽物では?」と言われているものが存在するから。

そこで今回は、バーガーキングの歴史を少し振り返りながら、このマグをチェックするときに見ておきたい3つのポイントを紹介します。

そもそもバーガーキングって、いつからある?

今では世界中で知られているバーガーキングですが、その歴史は1950年代のアメリカまでさかのぼります。バーガーキングがブランドとしてスタートしたのは1954年。

現在の公式情報でも、Burger Kingは1954年創業のブランドとして紹介されています。現在では100か国以上、約19,000店舗を展開する世界的なハンバーガーチェーンになっています。
1950年代といえば、アメリカでは自動車文化が広がり、ドライブインやハンバーガーショップが急速に発展していた時代。
そんな時代に登場したバーガーキングは、直火焼きのビーフパティを特徴とするブランドとして成長していきます。
そして、バーガーキングを語るうえで外せないのが、やっぱりこれ。
「Whopper(ワッパー)」です。 ※以下はバーガーキングのワッパーケースです。

現在もバーガーキングを代表する商品として位置づけられている看板メニュー。
2026年現在も公式に「Home of the Whopper」としてブランドを展開しています。
ちなみに、Whopperだけではなく、1979年には現在も続くOriginal Chicken Sandwichも登場。
半世紀以上の歴史を持つブランドだけあって、定番メニューにもかなりの歴史があります。

そんなバーガーキングの「アドマグ」

ここでFire-Kingの話に戻ります。
1950年代以降のアメリカでは、企業や飲食店などが自社のロゴを入れたマグを販促品として使うことがありました。いわゆるアドマグです。
ファイヤーキングにも、この時代のアメリカらしい企業広告や店舗ロゴが入ったマグが数多く存在します。
バーガーキングのマグも、そんなアメリカの企業文化を感じられるアイテムのひとつ。

今では当たり前になっているバーガーキングですが、マグに入ったロゴを眺めていると、
「昔のアメリカのバーガーショップで、これ使われてたのかな?」
なんて想像してしまいます。
こういうところが、ヴィンテージマグの面白いところです。

バーガーキングマグ、チェックしたい3つのポイント

ただし、このマグには少しややこしい話があります。
以前からコレクターや販売業者の間で、「バーガーキングマグには偽物がある」と言われてきました。
そこで、購入するときなどにチェックしておきたいのが次の3点です。

① ハンドルが細い
まずはハンドル。
バーガーキングマグは、指が2本入るくらいの細いハンドルが特徴と言われています。
実際に持ってみると、
「確かに細いな」
と分かるくらい。
写真だけで判断するより、実物を手に取れるのであれば、ハンドルの形状を確認してみるのがおすすめです。
ヴィンテージのマグは、こういう微妙な形状の違いが意外と重要だったりします。

② 底面の刻印
次に確認したいのが、マグの底。
バーガーキングマグについては、次の刻印がポイントとされています。
■刻印:ANCHOR HOCKING アンカーマーク Fire-King WARE MADE IN U.S.A
■製造年代:1960年代
■希少価値:★★★★☆
■参考価格:¥26,000〜

この刻印が入っているかをチェックします。
ただし、Fire-Kingそのものが製造年代によってさまざまな刻印を使っているため、単純に「Fire-Kingの刻印があるから本物」という話ではありません。
バーガーキングマグについて、どの刻印が入っているのかまで確認するというのがポイントです。

③ 「TM」の太さ
そして最後が、かなり細かいポイント。
バーガーキングのロゴの右下に、小さく入っている「TM」です。
このTMのプリントにも違いがあると言われています。
本物とされるものは線が細いTM。
一方で、偽物と言われているものには、TMが太く、位置も少し違うものがあるとされています。
「TMなんて、そこまで見る?」
と思うかもしれません。
私も最初はそう思います(笑)。
でも、ヴィンテージを集め始めると、こういう小さな違いが妙に気になってくるんですよね。

3つのポイントをまとめると

バーガーキングマグを見るときは、
① ハンドルが細い
② 刻印が「ANCHOR HOCKING アンカーマーク Fire-King WARE MADE IN U.S.A」
③ ロゴ右下の「TM」が細い

この3点をチェック。

この3つを満たしているものが、コレクターの間では本物とされる目安になっています。

ただし「違う=偽物」ではない

ここは非常に大切なところ。この3つから外れているからといって、それだけで100%偽物と断定できるわけではありません。
アンカーホッキング社が「この仕様以外は偽物」と公式に認定したわけではないためです。
そのため、あくまでもコレクターや業者の間で伝えられている判別ポイントとして考えたほうがよいでしょう。

ヴィンテージ品ですから、製造時期や個体差など、いろいろな可能性があります。

購入する場合は、ハンドルや刻印、プリントだけではなく、マグ全体の形状や状態、販売者の情報なども含めて判断したいところです。

それでも、バーガーキングマグは面白い

1950年代に始まったバーガーキング。
そして、アメリカのファストフード文化が大きく発展していった時代に作られたFire-King。
そう考えると、この小さなマグにも、ちょっとしたアメリカの歴史が詰まっているように感じます。

今ではスマホで何でも調べられますが、ヴィンテージマグを手にして、
「このロゴ、いつ頃のものなんだろう?」
「この刻印は合ってるかな?」
なんて調べる時間も、コレクションの楽しみのひとつ。
そして、調べれば調べるほど、今度は小さな「TM」まで気になってくる。
ここまで来ると、もう立派なファイヤーキング沼です(笑)。

バーガーキングマグを見つけたら、まずは

ハンドル、刻印、TM。
この3つをチェック。

ただし、あまり神経質になりすぎず、昔のアメリカを感じられるマグとして楽しむのもヴィンテージの醍醐味だと思います。
お気に入りのマグを眺めながらコーヒーを飲む。
それだけで、ちょっとだけ気分は1950年代のアメリカです。
……飲んでいるのは、普通の日本のコーヒーですけど(笑)。

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