今回は、そのコマンダンテの「挽き目の調整」について。
最初は数字を見ても、
「24クリック?25クリック?……で、結局どっち?」となります。
慣れてしまえば簡単なのですが、最初はちょっと分かりにくい。
ということで、自分用の備忘録も兼ねてまとめておきます。
Comandante C40 MK4は「クリック」で挽き目を調整する

コマンダンテの下側には、三つ又のような形をした調整ダイヤルがあります。
このダイヤルを回すことで、豆を挽く細かさを調整します。
基本は、
時計回り → 細かく
反時計回り → 粗く
です。
そして、カチッ、カチッとクリックするので、その数で挽き目を管理します。
この「クリック数」で記録しておけば、
「前回おいしかった設定、何だったっけ?」
というコーヒー好きによくある記憶喪失を防げます。
公式でも、クリックゼロを基準にしてクリック数を数える方法が案内されています。数字が大きくなるほど、挽き目は粗くなります。
まずは「クリックゼロ」を確認
ここが最初のポイントです。
クリック数を正しく数えるためには、まず「0クリック」の位置を見つけます。
クリックゼロの見つけ方
・コマンダンテに豆を入れていない状態で、ハンドルを取り付けます。
・調整ダイヤルを、時計回りにゆっくり回していきます。
・回している途中で、ハンドルの動きを確認します。
・ある位置まで来ると、ハンドルが自重では回らなくなります。
その位置が、0クリックです。

ポイントは、ハンドルを手で回して止めるのではなく、ハンドルが自重で回るかどうかを確認することです。
クリックゼロを確認したら、そこから反時計回りにダイヤルを戻します。
1回カチッと戻せば1クリック、2回戻せば2クリックです。
クリックゼロ → 1 → 2 → 3 → ……
という感じ。
公式の説明でも、クランクが動かなくなる程度の、刃が閉じた位置をクリックゼロとして、そこからクリック数を数える方法が案内されています。
数字が小さいほど細かい
ここは少しややこしいところ。
数字が小さいほど細かく、
数字が大きいほど粗くなります。
例えば、
20クリック → 細かめ
24クリック → 中間くらい
30クリック → 粗め
というイメージ。
同じ豆でも、挽き目を変えるだけでコーヒーの味が変わります。
ここが手挽きミルの面白いところ。
「今日はちょっと濃いな」
と思ったら調整。
「なんだか薄いな」
と思ったら、また調整。
結局、飲んでみないと分からない。
コーヒーって、なかなか奥が深いです。
V60なら、まず24クリックあたりから
私がよく使っているのは、HARIO V60。
コマンダンテの設定は、まず24クリック前後をスタート地点にしています。
メーカー・販売店の目安でも、V60は24クリック程度が一つの目安として紹介されています。
ただし、これはあくまでスタート地点。
豆の種類や焙煎度、湯温、抽出方法によっても変わります。
同じ24クリックでも、
「この豆ならちょうどいい」
という場合もあれば、
「ちょっと違うな……」
ということもあります。
なので、私はクリック数を絶対的な正解とは考えていません。
24クリックから始めて、飲んでみて調整する。
これくらいがちょうどいい。
最終的には数字よりも、
「自分がおいしいと思うかどうか」
が一番大事。
高級ミルを買ったからといって、突然バリスタになれるわけではありません。
そこは残念ながら、私もまだ修行中。
ただ、コマンダンテで豆を挽いて、少しずつ設定を変えながら、自分好みの味を探していく。
その時間も含めて、コーヒーの楽しみなのだと思います。
長く使える道具だからこそ、少しずつ自分の使い方ができてくる。
コマンダンテは、そんなところも気に入っています。

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